芸能人の不倫は世間の一大事か?

『WiLL』編集部は、6月26日(金)発売の8月号の完成に向け昼も夜もなく鋭意奮闘中。そんななか、やたら聞こえてくるのが「芸能人の不倫」。

 というのも、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建さんに文春砲が炸裂。佐々木希さんという超美人の奥さんがいながら、複数の女性と浮気していたとか。かくして、レギュラー番組を10本(!)も抱える売れっ子の渡部さんは、しばらく番組出演を自粛することに決めたそうです。やっちまったな!

 案の定、ワイドショーやSNSで袋叩きに遭っています。「許せん!」と息巻く男性たち、「希ちゃんがかわいそう!」と同情を寄せる女性たち……。
 うーん、そこまで責められることなのか。時期は知りませんが、コロナの自粛期間中ならダメですね。でも、コロナ不倫じゃないとしたら、「多目的トイレ」で笑いを提供してくれたし、道徳的にはアウトだけど芸人としては間違っていないような気が……。
 正直、「47歳でモテモテだなんて羨ましい。動物行動学者・竹内久美子さんを「WiLL増刊号」にお呼びして、モテる男とモテない男の違いを教えてもらおう! でも、たぶん努力じゃどうにもならなくて、天性のヤツが大事なんだろうけど!」としか思いませんでした。

 かねて疑問だったのが、なぜ不倫がバレたらマスコミを集めて謝罪会見を開くのか、ということ。アレ、誰に謝っているんですかね。奥さんに謝って許してもらえなかったら離婚だろうし、許してもらったらそれで終わりな気がします。「お騒がせしました」もナゾ。ワイドショーが勝手に騒いでいるだけじゃないですか。開き直る芸能人がいたら面白いんですけど……あ、石田純一!

 あと、日本以外にワイドショーってあるんでしょうか。芸能人のスキャンダルや恋愛関係を報じるゴシップ誌はあるようです。でも、わざわざコメンテーターを集めて芸能人の不倫を真面目な顔で論評する番組なんて、日本にしかないような気がします。憶測ですが。しかも、民放各局が同じ時間帯に同じような話題を扱う。電波のムダとしか言いようがありません。

 最後に、テレビ局に有意義な提言をして終わります。夕方のニュースの合間、民放は揃いも揃って「巷で話題のグルメ」「縁結びのパワースポット紹介」とか流していますよね。前々から思っていましたが、あの枠で硬派な保守系番組を流せば、差別化が図れて視聴率は上がるんじゃないでしょうか。

「イブニング虎ノ門ニュース」なんて放送した日には、視聴率4冠間違いなし。夕刻に憂国。傾国に警告。視聴者だけでなくスポンサー離れにも悩んでいるテレビ局の皆様、ぜひご検討のほどを。逆転の一手となるかもしれませんよ!
山根 真(ヤマネ マコト)
1990年、鳥取県生まれ。中学時代から『WiLL』を読んで育つ。
慶應義塾大学法学部卒業。ロンドン大学(LSE)大学院修了。銀行勤務を経て、現在『WiLL』編集部。
好きなものは広島カープと年上の優しい女性。

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