比較的中立で党派性が少ないとみられている日本経済新聞の世論調査の結果が、永田町に衝撃を与えている。調査では内閣支持率が6月に比べ9ポイント下落し、34%となったというのだが、この内閣支持率を他の諸条件と照らし合わせると、党内で「菅下ろし」の動きが高まる可能性が高いというのだ。コロナ禍があったとはいえ、出だしが好調であった菅政権がここまで支持の下落を招いた原因は一体何か―
「足場のはっきりしない政権」だから「保守離れ」が起こっている、というのが山口氏の解説です。山口氏は「足場のはっきりした政権」の条件を具体的に挙げる見識を持っておられます。是非その条件を公開していただき、菅政権が背筋を伸ばすのを待ちたく思います。菅首相の捨て身の「アッと驚く大変身」も待っています。しょぼくれたままの政権であれば、交代していただきましょう。いつも明快な論説をありがとうございます。
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7.25 日経世論調査の衝撃:「保守離れ」が菅政権を危険水域に【山口敬之の深堀世界の真相㊹】
比較的中立で党派性が少ないとみられている日本経済新聞の世論調査の結果が、永田町に衝撃を与えている。調査では内閣支持率が6月に比べ9ポイント下落し、34%となったというのだが、この内閣支持率を他の諸条件と照らし合わせると、党内で「菅下ろし」の動きが高まる可能性が高いというのだ。コロナ禍があったとはいえ、出だしが好調であった菅政権がここまで支持の下落を招いた原因は一体何か―