降伏の代償【島田洋一:WiLL HEADLINE】

降伏の代償【島田洋一:WiLL HEADLINE】

「中国が攻め込んでくれば降伏すればよい。命が何より大事だ―」との考えを披露する人がいるが、そもそも降伏することで命が長らえる保証もなく、また中国への降伏が即「アメリカを敵に回す」ということを理解していない。ただ「戦わなくて済む」という安直な考えに過ぎない「降伏論」を斬る!(月刊『WiLL』2022年7月号初出)

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ホッとした人 2022/6/27 11:48

人生を振り返れば、誰だって「このまま行った試しが無い」のが、普通ではなかろうか。
「塞翁が馬」という言葉を知らなくても、その程度の人生しか送ってないのだろう。

アニメ「鬼滅の刃」の最初の方に出て来た、驚くべき台詞が在った。
「生殺与奪の権利を他人に与えるな」
原作者は、後に「結果を出さなければ周りは認めない。周りからは認められない。
仮に結果を出したとしても、認めず嫌がらせをするのが世の常」という、
この極めて当たり前の経験則を語らせる。

自ら戦わない「守って貰うのが当たり前」という、いい加減「おんぶにだっこ」は止めて欲しい。
戦争反対と叫んで、デモでもしてれば、中露が侵略を止めてくれるのだろうか。

学生時代、朝日新聞に広島での「核兵器廃絶」のデモで、インド人の留学生が馬鹿らしいと
帰って行ったのを見て、朝日はその留学生の考え方が理解できないと書いていたのを思い出した。

「抑止力」は最低でも、拮抗してこそ威力を発揮する。平和とはカネがかかる。
「タダではない」のだ、というこの当たり前の事が分からない人が多過ぎる。
それでもウクライナの件は反面教師として、日本人を幾らか覚醒させたかもしれない。
まさに「人の振り見て我が振り直せ」である。

朝日のようにアホが治らないのは已むを得ないが、
だからといって、そのアホ共の道連れだけは御免だ。

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