記事の論旨とは異なりますが、フェミニストの主張に対してどうしても言いたいことがあったのでコメントさせて下さい。
・男は仕事ができないとメンツにかかわると思う
・定職についていない男性は一人前でない
・仕事の出来ない男は女よりも肩身が狭い
↑これらの「男のつらさ」を、
≪これらの規範をひとつずつ見直し、男女ともに「男らしさ、女らしさ」から解放していくべきなのである。≫
↑このような「男らしさからの解放」によって解決しようとするのは、
空腹感を覚える→ならば食欲を放棄すれば良い
と言っているのに等しい。女は男のつらさを決して理解できないという、まさに典型例。
「男らしさからの解放」なんて全くもって大きなお世話。女なんかにそんなことを言われる筋合いはない。
「男らしさ」を失った男のつらさをグダグダと説明するつもりはない。私がトイアンナのようなフェミニストに言いたいことは一つだけ。「放っておいてくれ」。それだけ。
コメントありがとうございます。 いや、なかなかコメントしてくださったことに気づけず、お返事が遅れてしまいました。 もう見てくださってないかも知れませんが……。 さて、おっしゃるように男が男らしさを捨てたら、単に「死ぬ」だけなんですよね。 実は本記事の前回記事、「「弱者男性」を≪リベラル≫に導きたい人たち」でもそれについて述べました。 「男性学」の権威を自称するフェミニストの子分の著作で『男が働かない、いいじゃないか』というのがあるんですが、ただ「男らしさを捨てよ、捨てよ」と繰り返すのみで、その後どうやって食っていくのかには全く言及がない。 単に「男はみんな死ね」と言っているのといっしょです。 兵頭新児 2021/8/3 00:39
「反・弱者男性論」に見るフェミニストのご都合主義【兵頭新児】
過去複数回の記事でも紹介した通り「弱者男性論」「反・弱者男性論」が静かな(?)ブームだ。その論考を眺めていると、どうしても自分たちを正当化するためのフェミニスト陣のご都合主義的な責任転嫁が目についてしまう。果たしてそれはフェミニスト一般の傾向なのか?「現代ビジネス」に掲載されたトイアンナ氏の記事を中心に論考する。