コメント
本日の朝日新聞の多事奏論(原真人)を読み、杉山氏の論考が引用されているので興味を持ち、GISS温暖化ファクトシート第2版を読みました。公的機関のあらゆるデータを駆使したとても説得力のある内容だと思います。台風や集中豪雨の発生から山火事まで数多くの自然災害の原因を地球温暖化に結び付ける議論には賛成できませんし、例えば国内の平均気温の上昇は都市化に伴うヒートアイランド現象の方が寄与率大である事も納得です。ただ、この論考で触れていませんが、アルプスでの氷河の交代、北極・グリーンランドの氷床面積減少、アラスカ・ロシアでの永久凍土の溶解などすべて温暖化ガスの増加で説明可能かどうかは別に、グローバルな地球温暖化が進行しているのも事実です。しかも、これらは都市化とはほぼ無縁の領域での現象です。これはどのように考えたら良いのでしょうか。
「CO2ゼロ」と菅総理の発言を聞き、「この人大丈夫だろうか}」と思いました。
そもそも、炭素ゼロ社会とか、不可能です。
というのは、人間の体自体が炭素できてるし、毎日酸素を吸い、CO2を排出してます。
極論を言えば、「人間はいなくなれ」と言ってるようなもの。
それ自体がおかしなことだと、なぜ気がつかないのでしょう・・・
また、「電気自動車はCO2排出ゼロ」と言いますが、自動車ができるまでどれだけのCO2を排出してるか、充電する電気を造るのに、どれだけのCO2を排出してるかを無視し、ごまかしてます。
子供でも考えればわかることを、なぜ気がつかないのでしょう?
そこが一番の疑問です。
単なる利権がらみの政策ではないかと、疑ってます。
そんなことをすれば、日本経済は衰退し、外国企業に乗っ取られるだけ。
それがわからない人が総理になった日本の将来が、不安です。
「CO2ゼロ亡国」を回避すべく決起せよ【キヤノングローバル戦略研究所研究主幹:杉山大志】
10月26日の行われた菅首相の所信表明演説。特に注目されたのは「2050年までのCO2排出ゼロ宣言」。 しかし、この方針は亡国への道だ――。 エネルギー政策専門家による特別寄稿をお届けする。