9.29自民党総裁選;高市総裁誕生への「期待」と「現実」は別モノだ【山口敬之の深堀世界の真相㊽】

9.29自民党総裁選;高市総裁誕生への「期待」と「現実」は別モノだ【山口敬之の深堀世界の真相㊽】

9月29日に実施される自民党総裁選。現在のところ菅現総裁、岸田文雄氏、そして高市早苗氏が出馬を表明。この中で保守層の期待を集めているのが高市氏であることは明らかで、筆者も彼女に「期待」をしたい。しかし、自民党総裁、そして日本国の総理大臣を務めるためには志だけでなく、それ相応の準備、特に確固たる信頼がおける仲間が必要なのだ。果たして、今高市氏にその準備が整っているのか。個人としての「期待」は脇に置き、ジャーナリストとしての冷静な「現実」分析をお届けする。

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富昭大前 2021/9/6 10:50

山口さんの透徹分析には感服です。ただ、先人の知恵ではこうも言います。「いつかいつかで日が暮れる」、「拙速は巧遅にまさる」。反高市の風はすさまじいものがあるでしょうが、安倍さんの二度目の登板・偉業はあの一次の実績及び大挫折にあったと思います。それでもそれだからこそ
ガッツある高市さん期待します。

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宏昌 2021/8/27 22:08

私は「高市早苗氏が口火を切る『国益を議論する自民党総裁選挙』」を待ち望んでいます。山口氏は,「自民党は今なお派閥の論理が色濃く残っており」、「強い支持基盤がない総理総裁は、支持率低下局面では極めて脆い」という「ファクト」を示しておられます。このことは高市氏も十分に承知しておられることでしょう。にもかかわらず、高市氏が総裁選挙に立候補される理由は、「総裁選挙活動の中で国益について十分に議論したい」というではないかと推測しています。高市氏が総裁選挙に立候補される本当の理由を山口氏に取材していただき、できれば動画として公開していただきたいです。自民党が与党の地位に相応しい党かどうかが分かると思いますから。

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