菅直人、究極のダブスタ
全国289の小選挙区の中でも特に東京18区が注目されているのは、旧民主党出身者の大物同士の激突という理由だけではない。現在行われている選挙戦の泥仕合が、近年類を見ないほど下世話なものとなっているからである。
長島は2017年、所属していた民進党が共産党との連携を決めた事に反発して離党し、19年に自民党入りした。今回立憲民主党が共産党と政策協定を結び全国で選挙協力した事を考えれば、「共産党とは組めない」と考えて離党した長島の決断は、先見の明があったとも言える。
ところが自民党入りに当たって長島は、00年の衆院補選以来当選を重ねていた21区(日野市、立川市、国立市、八王子市の一部)ではなく、18区からの出馬を自民党幹部から求められた。
自民党本部としては、長年菅氏と競い合い、「土菅戦争」と呼ばれた自民党の土屋正忠元衆議院議員の後継として、長島に白羽の矢を立てたのだ。
この打診を受けて、長島は悩みに悩んだという。一般的に大都市圏のベッドタウンの選挙区は人口の流出・流入が多く、衆議院議員が地元で知名度を上げ地盤を固めるには非常に長い時間がかかる。長島にとって選挙区を変えるのは裸一貫の出直しに等しかった。
しかし、民主党で防衛副大臣を務めた長島は外交・安全保障のエキスパートだ。しかも保守政治家を自認している長島としては、日米安保破棄や皇室廃止を主張している共産党に与するわけにはいかないという思いが勝り、21区から18区への「国替え」という条件を飲んで自民党入りした。
菅チルドレンの「国替え」は見て見ぬふり
「勝手に選挙区を変えるのは有権者への冒涜だ」
「東京21区の有権者を見捨ててなぜ18区に移ったのか」
と、国替えを厳しく追及したのだ。
ところがこの菅の国替え批判については立憲民主党関係者からも、「菅直人さんの国替え批判には、空いた口が塞がらないよ」との声が少なからず聞かれた。
それは、菅直人に近い複数の立憲民主党の政治家が、堂々と国替えをしているからだ。
最初に名前が挙がるのが、現在東京11区(板橋区)から出馬している阿久津幸彦氏である。
阿久津氏は、1994年に菅直人の誘いで「新党さきがけ」に入り、その後は一貫して菅氏と政治行動を共にしてきた。2010年の菅内閣では首相補佐官を務め、今でも菅グループに所属するなど、まごうことなき「菅チルドレン」だ。
阿久津氏は、菅直人の後押しで1996年の第41回総選挙に出馬して以降、2014年の第47回まで、実に7回連続で東京24区(八王子市の大半)から出馬し、当選と落選を繰り返した。
私もTBS政治部時代に何度か阿久津氏の選挙戦を取材したが、
「地元八王子のために働かせて下さい」
「八王子に骨を埋(うず)めます」
と繰り返した。何度となく阿久津の応援に入っていた菅直人には、この阿久津の八王子愛を強調した訴えを聞かなかったとは言わせない。
ところが2014年の選挙で自民党の萩生田光一に5万5千票もの大差をつけられて惨敗すると敵前逃亡。2017年の総選挙では、立憲民主党の比例東北ブロックから「国替え出馬」。選挙戦では「東北の復興に命を捧げる」などと述べ、比例の最下位でギリギリ当選を勝ち取った。
しかし「菅チルドレン」阿久津氏の国替えは、これでは終わらなかった。今回の選挙で阿久津氏は何と、八王子も東北も捨てて、全く無関係な東京11区(板橋区)から出馬したのである。
府中市議時代、須山氏はブログでこう記していた。
「私はこの府中市で2歳の頃から育ちました。(中略)これからは地方の時代であり、地域やそこに住む人たちが主役として『街づくり』を進める時代にしなくてはいけないと考え、その為には自分がアクターとして地元府中市で何か出来ないかと思い、市議会議員に立候補する決意を致しました」
阿久津氏や須山氏が、党からの指示や諸般の事情で別の選挙区に国替えし、有権者に「地元のために頑張ります」とアピールするのは、政治の世界ではよくある事で、それ自体は批判には値しない。
しかし、菅直人が長島の国替えを口汚く批判する一方で、「菅チルドレン」の国会議員や地方議員が国替えを繰り返しているとなると、話は別だ。
しかも、長島が国替えを余儀なくされたのは、共産主義への忌避感から立憲民主党を離党して自民党に移籍したためだ。これに対して阿久津氏や須山氏は、立憲民主党に籍を置いたまま国替えをしている。
菅直人に問いたい。長島昭久の国替えが有権者への冒涜だというなら、18年間「八王子のために頑張ります」と言い続けた阿久津氏に投票してきた八王子の有権者の気持ちはどうなるのか。
あるいは、府中育ちを売りにしながら八王子に転出した須山氏に長年投票していた府中市民の気持ちはどうなるのか。
菅直人が阿久津氏や須山氏の国替えを知らないはずはない。長島昭久の国替えを悪し様に批判する一方で、「菅チルドレン」の国替えには頰被りを決め込むのであれば、厚顔無恥ではすまない。菅直人の言動は、全ての有権者を愚弄する「究極のダブルスタンダード」と言わざるを得まい。
菅直人と北朝鮮の「腐れ縁」
菅直人は1989年、当時の韓国の盧泰愚大統領に提出された「在日韓国人政治犯の釈放に関する要望」に署名したが、その政治犯の中に拉致被害者・原敕晁(はら・ただあき)さんの拉致実行犯であり、横田めぐみさんの拉致にも関与したとされる辛光洙(シン・グァンス)元死刑囚や、辛光洙の共犯で警察庁から国際指名手配をうけている元大阪朝鮮高校教頭の金吉旭(キム・ジェウク)など、多くの北朝鮮工作員が含まれていた事がわかっている。
さらに2011/3/11、首相を務めていた菅直人の資金管理団体が、韓国籍の男性から104万円を受領していたことが発覚し退陣寸前まで追い込まれた。しかし、その騒動の最中に東日本大震災が発災したため、そのドサクサで、菅氏はこの問題での辞任を免れる事に成功した。
東北大震災でしばらく有耶無耶になっていた菅の朝鮮半島疑惑だが、3ヶ月後にまた巨大な疑惑が噴出した。2011年6月、ジャーナリストの田村建雄氏が雑誌SAPIOで、以下のような疑惑を報じたのだ。
●菅氏の資金管理団体「草志会」が、政治団体「市民の党」(斎藤まさし代表、本名酒井剛)から派生したとされる「政権交代をめざす市民の会」(神奈川・奈良握代表)に多額の献金をしていた(2007年の5000万円を皮切りに3年間で6250万円)。
●「市民の党」には、地方議会で日の丸を引きずり下ろす騒動を起こした人間や、よど号ハイジャック犯・元リーダーの田宮高麿の長男、つまり日本人拉致事件容疑者(田宮元リーダーの妻)の息子が所属している。
●「市民の党」の事務所が入るビルは元朝鮮総連関係者の「北朝鮮への送金王」と言われた人物所有の物件で、今もその親族が経営する企業がビル内に複数ある。
7/2には、産経新聞もこう書いた。
「菅直人首相の資金管理団体『草志会』が、北朝鮮による日本人拉致事件容疑者の親族が所属する政治団体『市民の党』(東京、酒井剛代表)から派生した政治団体に、計6250万円の政治献金をしていたことが分かった。年間の献金限度額上限の5千万円を支出した年もあり、大口の献金者だったことがうかがえる。」
この報道を受けて拉致事件の被害者家族からは、
「日本の政治家とは思えない」
「即刻首相を辞めてください」
と強い憤りの声が上がった。
さらに1ヶ月後の7/15、今度はニューズウィーク日本版がこんな記事を掲載した。
しかも菅直人の献金先の政党が、よど号ハイジャック犯と拉致実行犯の息子を菅直人の地元三鷹の市議選に出したのだから、菅直人自ら北朝鮮疑惑を認めたものと受け止める向きも少なくなかった。
市民の党には、鳩山由紀夫元首相が1000万円、現在新潟3区から出馬している立憲民主党の黒岩宇洋前衆議院議員も約400万円を献金していた事がわかっている。
しかし東北大震災の喧騒に紛れて、菅直人ら立憲民主党幹部の数々の北朝鮮疑惑は疑惑のまま残り、明確な釈明も説明も得られないまま今日に至っている。
山崎拓が「晩節を汚した」理由
10/27、大阪10区の高槻市に到着したヤマタクが向かったのは、自民党現職の大隈和英陣営ではなく、あろう事か大隈と激しく鎬を削っている立憲民主党の辻元清美陣営だった。
辻元の横に立って高槻の街頭で応援演説を行ったヤマタクは、「自民党の近未来政治研究会(石原派)の最高顧問」と自己紹介した上で、「小選挙区は絶対に辻元。必ず当選させてほしい」と呼び掛けたのだ。
自民党の現職を差し置いて辻元を応援した理由についてヤマタクは
「辻元さんが必ずしも盤石ではないと聞いていたので、これは国家にとって一大事だと。辻元清美という政治家は立憲民主党の代表選手であるだけでなく、日本の政治のために必要だから落としてはならない」と述べた。
これについて産経新聞の阿比留瑠比編集委員兼論説委員は、2008年の自身のブログをFacebookに再掲した。
「対北朝鮮政策をめぐる安倍前首相と山崎元自民党副総裁の言葉の応酬が続いています。(中略)山崎氏らがつくった対北融和派の日朝国交正常化推進議連に対し、『百害あって一利なし』と安倍氏が述べたことを紹介していましたが、それに山崎氏が反撃して安倍氏のことを「幼稚」と言い放ち、さらに安倍氏が反論し…と、同じ党の中ではめったに見られない展開になっています。
まあ、安倍氏は官房副長官時代にも、拉致実行犯のシン・グァンス(辛光洙)元死刑囚の助命釈放嘆願書に署名した民主党の菅直人氏や社民党の土井たか子氏に対し、『極めて間抜けな議員』と明言し、物議をかもした人ですから、攻撃モードにスイッチが入れば引くことはありません。今後、2人のやりとりが落ち着いていくのかさらに続くのかは分かりません(後略)」
さらにこのブログでは「ヤマタクが当時の盟友・加藤紘一と組んで北朝鮮に95年から数年間にわたって106万トンものコメ支援をしたものの、その見返りがテポドンの発射だった」という下りが出てくる。
加藤紘一といえば、在日2世の吉田猛氏に「加藤紘一事務所」の名刺を持たせて北朝鮮との様々な利権交渉に暗躍させていた事がわかっている。中でも最大の利権と言われたのが、コンクリートの凝固に不可欠な「川砂利」だった。
川砂利は海砂利と比較して塩分がほとんどなく、鉄筋コンクリートとして使う際に芯材の鉄筋が錆びにくいという大きな利点がある。
国土の開発が遅れた北朝鮮は全土で良質な川砂利が取り放題で、北朝鮮の数少ない優れた輸出品の一つだった。
当時ゼネコン各社に出回った極秘資料には、北朝鮮からの砂利輸入に関しては、吉田猛が社長を務める「新日本産業」が、独占販売権を握っていると書かれていたという。
それでは阿比留氏はなぜ、「ヤマタクが辻元清美の応援演説を行った」という話題に、ヤマタクの北朝鮮寄りの姿勢を思い起こさせるブログを投稿したのか。
それはもちろん、金正恩に次ぐ序列ナンバー2の地位を占める崔竜海との交友写真が出回るなど、辻元清美が北朝鮮との深い関係を常に取り沙汰される政治家だからだ。
辻元とヤマタクをつなぐ点
インターネットの事典サイト「ウィキペディア」には、「関西生コンは辻元清美には1996年10月の初当選時代から選挙支援等を行う関係であり、政治資金規正法の上限を超える1000万円の政治献金をしていたと報道された」と書かれている(武建一の項)。
これに関連して、辻元氏は関西生コンの関係団体から、毎月政治献金を受け取っていた事も明らかになった。
北朝鮮に取り込まれれば「二度と更生できない」
「私は、声高な非難に走るより、理性的な対応を呼びかけたいと思います。今回のミサイル発射によって引き起こされた事態の収拾を誤れば、日朝国交正常化問題は泥沼化し、取り返しのつかない深みにはまっていくおそれがあります。
社会民主党は、北朝鮮が近隣諸国に脅威を与えるこの種のミサイル発射を繰り返さないよう粘り強く説得し、ましてや、この種のミサイルの生産、配備に至らぬよう厳しく働きかけていきたい」
自民党の北朝鮮宥和派の代表格、ヤマタクや加藤紘一が北朝鮮へのコメ支援を行っていた頃、辻元氏もまた「制裁より対話」という、加藤紘一やヤマタクと全く同じスタンスで発言を繰り返していたのである。
北朝鮮が日本を標的とする中距離弾道ミサイル「ノドン」の発射実験を最初に行ったのは1993年である。
その後北朝鮮は日本がいくらコメ支援をしても、ミサイル開発を止める事はなかった。それどころか、95年から97年までの都合100万トンを超えるコメ支援を受け取った直後の1998年8月31日、テポドンの発射を強行したのだ。その3日後の9/3に衆議院本会議で「声高な批判」を否定し、対話を呼びかけたのが辻元清美である。
あれから23年。北朝鮮は数えきれないほどのミサイル発射し続け、今年も総裁選期間中の9/11を皮切りに、新型ミサイル発射実験を繰り返した。総選挙公示日の19日にも、潜水艦発射型弾道ミサイ(SLBM)で、しかも変則軌道で飛翔する最新型のミサイル を発射した。一連のミサイルのほとんどは日本を標的としたもので、日本の総裁選と総選挙における「敵基地攻撃能力」の議論を意識したものである事は明らかだ。
総選挙と北朝鮮のミサイルのニュースが交互に世間を騒がせている最中に、かつて北朝鮮宥和派の代表格だったヤマタクがしゃしゃり出て、敵基地攻撃能力の獲得に否定的な立場を明確にしている立憲民主党の辻元氏の応援演説をしたのはなぜか。
福岡の関係者によれば、ヤマタクの地元・福岡でも、焼肉店やパチンコ店など在日系の企業が各選挙区で少なくとも数千票の組織票を持っているという。
つまり、北朝鮮との深い関係で知られる辻元氏を表立って応援する事は、ヤマタクにとっては福岡と全国の「在日票」にアピールする事につながり、自民党の現役議員に一定の影響力を保持する狙いがあるのではないかというのだ。
露骨な反党行為に自民党大阪府連は28日、ヤマタクを除名処分とするよう党本部に申請した。
幹事長や副総裁を務めたヤマタクが、自らの行動が除名騒動に発展する事くらい、わからないはずがない。
永田町関係者の間では、ヤマタクの真意を訝る声が多く聞かれた。
「すでに引退し影響力をすっかり失ったヤマタクは、余程の事がなければいくらなんでもあえて晩節を穢そうとするはずがない。」
「除名覚悟で辻元支援に踏み切ったのは、北朝鮮側に決定的な弱みを握られているからなのではないか」
いったん北朝鮮に取り込まれた政治家は「2度と更生できない」と言われる。ハニートラップにしろ、利権や贈賄などカネ絡みにしろ、北朝鮮はいったん取り込んだ日本の政治家をどう脅し、どうコントロールしているのだろうか。
84歳の引退老人まで突き動かした今回の騒動は、日本政界に浸透した北朝鮮の闇の深さを改めて浮き彫りにした。
まだまだある北朝鮮宥和派ネットワーク
大河原氏は韓国の親北勢力との深い関係で知られている。何しろ元ソウル市長で、北朝鮮との宥和を声高に主張していた朴元淳(パク・ウォンスン)氏が設立したシンクタンク「希望製作所」の日本支部「日本希望製作所」が、大河原氏の千代田区飯田橋の事務所に置かれていたのだ。
2000年12月に東京の九段会館で行われた「女性国際戦犯法廷」なる模擬法廷では韓国代表の検事役を務め、「10万人以上の韓国人女性を強制連行・虐待した」などと、全く事実と異なる罪状で「昭和天皇を起訴する」という役回りを演じた。
この時朴元淳と共に検事役を演じた「黄虎男」と「鄭南用」はその後北朝鮮の工作員だったことが判明し、日本政府はビザの発給を停止し、入国を拒否する措置をとった。
このインチキ法廷を主催したのが韓国の挺対協(現・正義連)と、日本の「戦争と女性への暴力・日本ネットワーク」(バウネット)である。
日本・韓国・北朝鮮の3国にまたがるこれらの団体の相関についてはネットサイト「ホント箱」が詳しい。
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「バウネットの後継団体であるVAWW RAC(バウラック)は「在日韓国民主統一連合」と連携して活動をしている。在日韓国民主統一連合は、「韓国の民主化と祖国統一」をスローガンとする在日韓国人の運動団体である。」
「在日韓国民主統一連合」は1978年に韓国の裁判所によって、北朝鮮によるスパイ活動の首謀組織であり、親北の「反国家団体』だと指定され、関係者の韓国への帰国が不可能となった。その後も朝鮮総連と関係性を持ちながら活動をしている。」
「在日韓国民主統一連合は『関西生コン』とも共闘関係にあり、2016年12月20日には関西生コンから9名が参加し、『朴槿恵は退陣せよ!』と叫ぶろうそくデモを大阪・生野で主催している。」
「関西生コンの阪南地区統括責任者である結城久氏は、北朝鮮のチュチェ思想を日本に浸透させるための団体である『金日成・金正日主義研究』の常任委員をつとめている。関西生コンは朝鮮総連の人間と同行し、何度も北朝鮮を表敬訪問している。」
「朴元淳氏は『女性国際戦犯法廷』を行った経験から反日活動を強化するには韓国と日本の民間団体との連携が有効であると考え、2006年韓国に政策シンクタンク希望製作所を設立し理事を務めた。
その後、日本にも当時民主党に属していた大河原雅子衆議院議員の協力のもと日本希望製作所を設立し、連携を取り活動をしている。」
韓国や北朝鮮とどのような関係を持とうとそれは個人の勝手である。しかし、立候補中の国会議員となると話は別だ。
これまで述べてきた
▷菅直人氏と北朝鮮との様々な繋がりや、
▷黒岩宇洋氏が北朝鮮と深い関係を持つ「市民の党」に約400万円を献金した事、
▷延べ数十人もの逮捕者を出した関西生コンと辻元清美氏との物心両面の関係、
▷反日活動家だった朴元淳氏の関係団体の日本支部が大河原雅子氏の事務所に置かれていた事
などは、 大手メディアはなぜかほとんど報道しない。
▶︎菅直人(東京18区)
▶︎大河原雅子(東京21区)
▶︎辻元清美(大阪10区)
▶︎黒岩宇洋(新潟3区)
この選挙区の有権者には、立憲民主党の各議員が北朝鮮や韓国の親北勢力とどれだけ深い関係を持っているか、まずはその事実関係を十分知って欲しい。その上で、彼らの行動が日本の政治家として相応しいものだったのかを、各位しっかりと考えて、31日の投票に臨んで欲しいと切に願う。
1966年、東京都生まれ。フリージャーナリスト。
1990年、慶應義塾大学経済学部卒後、TBS入社。以来25年間報道局に所属する。報道カメラマン、臨時プノンペン支局、ロンドン支局、社会部を経て2000年から政治部所属。2013年からワシントン支局長を務める。2016年5月、TBSを退職。
著書に『総理』『暗闘』(ともに幻冬舎)、新著に『中国に侵略されたアメリカ』(ワック)。