刑法の性犯罪規定の見直しを検討していた立憲民主党法務部会のワーキングチームで、「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」との発言があったことが話題となりました。「50歳近くの自分」ということだから、発言者はてっきり40代後半だろうと思い込み、「小川淳也議員だろうか。いやもう4月で50歳になっているし」とか、「津村啓介議員だろうか。アイドル好きだから」などといろいろと想像していましたら、“犯人”は56歳の本多平直議員でした!小川議員、津村議員、疑ってごめんなさい!それにしても、“罪”は全面的に本多議員にあるはずです!だいたい56歳は「50歳近く」とは言いませんから!
このトンデモ発言が飛び出したのは、成人が性行為をした場合に罪に問われる対象を現在の13歳未満から16歳未満に引き上げる案について、「『真摯な恋愛関係』における成人と中学生の性交が処罰から除外されることの是非」を議論した時でした。その趣旨に基けば、もっとも未成年と「真摯な恋愛関係」になりやすい成人の年齢、たとえば20歳と14歳の「真摯な恋愛関係」という事例を挙げる方が適切だったと思います。
にもかかわらず本多議員は発言について謝罪した際に、「刑事処罰の議論では特異な例外事例の存在など、緻密な検討が必要と考えた」と言い訳しています。おそらく当時の本多議員の念頭には「刑法の抑制主義」があったのでしょうが、それならば「シロに限りなく近いグレーゾーン」を提示すべきはずだったのに、なぜかそれとは正反対の方向に突進してしまった本多議員。北海道大学法学部出身なのに、松下政経塾にも行ったのに、いったいどうしちゃったんでしょうか?
とはいえ、本多議員にも少しは同情すべき点があります。というのもこのワーキングチームの会議は非公開で、そこでの発言が外に漏れることはないはずだったからです。
おそらく本多議員もそれを前提に、思わず口が滑ったのかもしれません。しかし洩れてしまったものは仕方ないと諦め、産経新聞が6月4日に第一報を報じた3日後には記者団に説明して謝罪しています。そのような本多議員については「議員辞職すべきだ!」との声も聴かれますが、そういうことなら記者からの再三にわたる質問にのらりくらりと逃げて一向に答えようとしない山尾志桜里議員なんて、いくら人権問題で中国を批判して「正義の味方」を装ったとしても、ただちに切腹すべきですよね。うん!
おそらく本多議員もそれを前提に、思わず口が滑ったのかもしれません。しかし洩れてしまったものは仕方ないと諦め、産経新聞が6月4日に第一報を報じた3日後には記者団に説明して謝罪しています。そのような本多議員については「議員辞職すべきだ!」との声も聴かれますが、そういうことなら記者からの再三にわたる質問にのらりくらりと逃げて一向に答えようとしない山尾志桜里議員なんて、いくら人権問題で中国を批判して「正義の味方」を装ったとしても、ただちに切腹すべきですよね。うん!