(12385)

ひゃくた なおき
1956年生まれ、大阪市出身。放送作家、小説家。テレビ番組『探偵! ナイトスクープ』のチーフライターを25年以上務めるほか、人気テレビ番組のライターや構成を担当。2006年、『永遠の0』(太田出版)で小説家デビュー。13年、『海賊とよばれた男』(講談社)で本屋大賞受賞。安倍晋三首相との共著『日本よ、咲き誇れ』(ワック)など著書多数。
 (12388)

いざわ もとひこ
1954年、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBSに入社。報道局在職中の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念。独自の歴史観からテーマに斬り込む作品で多くのファンをつかむ。著書は『逆説の日本史』シリーズ(小学館)、『英傑の日本史』シリーズ、『井沢元彦の激闘の日本史』シリーズ(ともにKADOKAWA)など多数。

安倍晋三なき日本の行方

井沢 百田さんは安倍総理の訃報をどう受け止めましたか。
百田 人生を振り返っても、これほどショックなことはありません。「銃撃されて心肺停止」の一報が入ったときは気が動転して、頭が真っ白になりました。後遺症が残って政治活動を続けることが困難になっても、どうにか一命はとりとめてほしいと祈るほかなかった。しかし、無念にも祈りは届かず。しばらくの間、茫然自失でした。
井沢 私は昭恵夫人が会長を務める財団の評議員なので、昭恵夫人と顔を合わせる機会が多かった。仲睦(むつ)まじいお2人の姿を思い出すと、胸が張り裂けそうになります。
百田 私はコロナ禍における入国規制の緩さなど、安倍政権を批判することも多かった。最後に安倍総理とお会いした際も、「百田さんの言葉は刺さります」と苦笑された。なぜ、あえて厳しい言葉をぶつけたのか。安倍総理にはもう一度、首相になってもらいたいと思っていたからです。
井沢 67歳とまだ若かった。生きていたら、あと10年は政治の最前線で活躍してくれたでしょうね。(続きは本誌にて!)
 (12361)

『WiLL』2022年9月特集号(7月26日発売!)
◎『WiLL』2022年9月特集号目次「安倍晋三元総理 追悼大特集 ―死の壮絶とその志―」
櫻井よしこ 安倍元総理は日本の誇り/百田尚樹・井沢元彦 死者にムチ打つ「朝日」の品性/菅 義偉 今こそ安倍晋三の出番/岩田 温「同じ空気を吸いたい」菅前総理がみせた誠意/高市早苗 誓います 安倍元総理への恩返し/ 
小川榮太郎 慟哭(どうこく)いまだ止まず 日本の砦(とりで)となった人/谷口智彦 G7首脳 伊勢神宮表敬の快挙/門田隆将・有本 香 中国覇権に立ちはだかった「自由の守護神」/阿比留瑠比・髙橋洋一 財務官僚と朝日を相手に一歩も引かず/藤井厳喜・古田博司 左派メディア、リベラル教授も加担 安倍元総理を殺害した〝悪意の銃弾〟/谷本真由美 エリザベス女王「安倍さんは私たちの仲間です」/加藤康子・江崎道朗 冷やメシ覚悟で立ち上げた歴史研究会/齋木昭隆 拉致「一時帰国」を一蹴した安倍さん/河野克俊 誇らしい最高指揮官/藤井 聡 死の直前、安倍さんの闘志「次は絶対やりますよ」/陳 銘俊 安倍元総理は台湾の永遠の友人/井上和彦・佐々木 類 日本の宝が奪われた/朝香 豊・茂木 誠 安倍亡きあと 自民「リベラル」化を憂う/有馬哲夫〝敵〟にも信頼された安倍さん/小野寺まさる・長尾たかし 中川さんも安倍さんも〝マスコミに殺された〟/白川 司 称賛の嵐 世界の首脳が寄せた追悼の辞、安倍政権 七つの偉業/編集部 グラビア特集 安倍晋三メモワール

関連する記事

関連するキーワード

投稿者

この記事へのコメント

コメントはまだありません

コメントを書く