安積 明子:炎上発言の西村大臣と小池都知事を比較してみた
圧力をかけるぞ！
via youtube
いやあ、すっかり元通りですね。もしかしたらさらに、若返ったのではないですか。髪は黒々とツヤツヤで、アイメイクもばっちり！もちろん小池百合子東京都知事のことです。
小池知事は体調不良で6月22日夜に入院して以来、週内の復帰は延期され、深刻な容態が囁かれていました。7月1日にコロナのモニタリング会議にリモート参加した時は、大きなマスクですっぽり顔を隠したものの、目は虚ろでノーメイク。翌2日の会見でも、メイクは薄く声はかすれ…。とりわけ首を左右に振りつつ絞りだした「倒れても本望」発言は話題になりましたね。まるで歌舞伎の助六が連唐獅子のクライマックスを演じながら見栄を切ったような決まり方でしたけど。
さらに都議選前日の3日には、都民ファーストの会の候補が出馬していた11選挙区を回って応援。この時は酸素ボンベを持参していたらしいですが、翌々日には見事に完全復帰。目の下のアイラインには乱れはありません。
小池知事は体調不良で6月22日夜に入院して以来、週内の復帰は延期され、深刻な容態が囁かれていました。7月1日にコロナのモニタリング会議にリモート参加した時は、大きなマスクですっぽり顔を隠したものの、目は虚ろでノーメイク。翌2日の会見でも、メイクは薄く声はかすれ…。とりわけ首を左右に振りつつ絞りだした「倒れても本望」発言は話題になりましたね。まるで歌舞伎の助六が連唐獅子のクライマックスを演じながら見栄を切ったような決まり方でしたけど。
さらに都議選前日の3日には、都民ファーストの会の候補が出馬していた11選挙区を回って応援。この時は酸素ボンベを持参していたらしいですが、翌々日には見事に完全復帰。目の下のアイラインには乱れはありません。
安積 明子:炎上発言の西村大臣と小池都知事を比較してみた
もう大丈夫！?
via twitter
もう「さすが！」としか言いようがないですよ、兵庫県芦屋市生まれの小池知事。兵庫県で同じく「あ」の付く明石市生まれで、「休業要請に従わない飲食店には、取引先の金融機関から“働きかけ”をしてもらう」と発言して炎上してしまった西村康稔コロナ担当大臣とは雲泥の差です。
その西村大臣は、灘高から東大法学部に進み、旧通産省に入省。国会議員の娘を奥さんにもらうという、霞が関でよく見かける典型的なお婿さん出世コースですね。もちろん小池知事も甲南女子高から関西学院大学に進学し、カイロ大学に留学して“首席で卒業”しています。これには「学歴詐称だ」とか「卒業生は1人だったんじゃないか」などと言われてもいますが、そんなこと超オオモノ・百合子は目の下のアイラインほども気にしません。
一方で西村大臣は「永田町でもっとも総理大臣になりたい男」と言われています。そのためか、“上司”の覚えは非常にめでたく、とりわけ森喜朗元首相や安倍晋三前首相にはひたすら忠義に励んでい（るように見え）ました。たとえば森元首相に言われて2009年9月の総裁選に負けを承知で出馬していますし、2018年7月5日には安倍晋三前首相のお供をして、“赤坂自民亭”に参加。安倍前首相を囲んだ集合写真を撮影し、Twitterに上げています。
しかしこの日は西日本を中心に豪雨が降り、数十年に1度の大規模な災害時に出される特別警報が11府県に発令。気象庁は午後2時、東京と大阪で異例の会見を行い、いまは横浜市長候補になった小此木八郎防災担当大臣も関係省庁会議を開いていました。
その西村大臣は、灘高から東大法学部に進み、旧通産省に入省。国会議員の娘を奥さんにもらうという、霞が関でよく見かける典型的なお婿さん出世コースですね。もちろん小池知事も甲南女子高から関西学院大学に進学し、カイロ大学に留学して“首席で卒業”しています。これには「学歴詐称だ」とか「卒業生は1人だったんじゃないか」などと言われてもいますが、そんなこと超オオモノ・百合子は目の下のアイラインほども気にしません。
一方で西村大臣は「永田町でもっとも総理大臣になりたい男」と言われています。そのためか、“上司”の覚えは非常にめでたく、とりわけ森喜朗元首相や安倍晋三前首相にはひたすら忠義に励んでい（るように見え）ました。たとえば森元首相に言われて2009年9月の総裁選に負けを承知で出馬していますし、2018年7月5日には安倍晋三前首相のお供をして、“赤坂自民亭”に参加。安倍前首相を囲んだ集合写真を撮影し、Twitterに上げています。
しかしこの日は西日本を中心に豪雨が降り、数十年に1度の大規模な災害時に出される特別警報が11府県に発令。気象庁は午後2時、東京と大阪で異例の会見を行い、いまは横浜市長候補になった小此木八郎防災担当大臣も関係省庁会議を開いていました。
それでさすがにマズいと思ったのか、全員が上機嫌で収まった集合写真をアップした１時間後、西村大臣は「地元秘書から。地元明石淡路の雨は、山を越えたとの報告を受けました。秘書、秘書官と随時連絡を取り合いながらの会でした」とTwitterに書き込んでいます。
でも実際には大雨は収まるところか、6日未明には西村大臣の地元にかかる明石海峡大橋は通行止めになったほど。いやあ、肝心な時につくづく運がないですよね、西村大臣。逆境に遭遇する都度、それをチャンスに転換して大物になっていく小池知事と大違いです。
ということで同じ兵庫県生まれとして、それぞれの生き方を眺めて茶化すのは別ですけど、見習いたいとは絶対に思いません。なんといっても目の下のアイラインを控えめにして平穏に生活することこそ、筆者には一番の幸せですから。
でも実際には大雨は収まるところか、6日未明には西村大臣の地元にかかる明石海峡大橋は通行止めになったほど。いやあ、肝心な時につくづく運がないですよね、西村大臣。逆境に遭遇する都度、それをチャンスに転換して大物になっていく小池知事と大違いです。
ということで同じ兵庫県生まれとして、それぞれの生き方を眺めて茶化すのは別ですけど、見習いたいとは絶対に思いません。なんといっても目の下のアイラインを控えめにして平穏に生活することこそ、筆者には一番の幸せですから。
安積 明子（あづみ あきこ）：ジャーナリスト
兵庫県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。
1994年、国会議員政策担当秘書資格試験合格。参議院議員の政策担当秘書として勤務の後、執筆活動を開始。夕刊フジ、Yahoo!ニュースなど多くの媒体で精力的に記事を執筆している。
兵庫県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。
1994年、国会議員政策担当秘書資格試験合格。参議院議員の政策担当秘書として勤務の後、執筆活動を開始。夕刊フジ、Yahoo!ニュースなど多くの媒体で精力的に記事を執筆している。
