ちょっと反省しています。先週、国際政治学者の三浦瑠麗さんの話し方が「意味不明」と批判しながら、6月4日の官房長官会見での質問の仕方が「三浦瑠麗さんみたい」になったことです。日本政府は6月4日、成田空港から台湾・桃園空港に英国のアストラゼネカ社製のワクチン124万回分を送りました。早期から徹底した水際対策で新型コロナウイルス感染症を抑えていた台湾ですが、4月下旬に国際貨物便のパイロットが罹患。隔離先のホテルが管理が甘かったために従業員らに感染して、全国に拡大しています。
これに乗じたのが中国政府で、台湾に中国製のワクチンなど支援を発表しましたが、その一方でドイツのビオンテック社が開発した新薬を台湾政府が調達しようとしたのを妨害。蔡英文総統は「製造元から購入することで品質と安全性が保証される」と、“中国なんて、全く信用できないやんけ!”(意訳)とぶちかましました。その一方で日本に対して支援を要請。「製造元でなくても日本からなら、品質と安全性が保証されるわ」と言っているに等しいです。
だからこそ普段は対応が遅い日本政府も、「そんなに期待されているとは!」と大奮起し、わずか10日くらいでアストラゼネカ社製のワクチンを台湾に送ることができたのでしょう。それでふと思いました。6月4日に台湾にワクチンを送ることで、日本政府は何等かの政治的メッセージを出したのではないかと。
これに乗じたのが中国政府で、台湾に中国製のワクチンなど支援を発表しましたが、その一方でドイツのビオンテック社が開発した新薬を台湾政府が調達しようとしたのを妨害。蔡英文総統は「製造元から購入することで品質と安全性が保証される」と、“中国なんて、全く信用できないやんけ!”(意訳)とぶちかましました。その一方で日本に対して支援を要請。「製造元でなくても日本からなら、品質と安全性が保証されるわ」と言っているに等しいです。
だからこそ普段は対応が遅い日本政府も、「そんなに期待されているとは!」と大奮起し、わずか10日くらいでアストラゼネカ社製のワクチンを台湾に送ることができたのでしょう。それでふと思いました。6月4日に台湾にワクチンを送ることで、日本政府は何等かの政治的メッセージを出したのではないかと。
1989年6月4日に発生した天安門事件の悲惨な様子は、テレビを通じて世界に発信されました。多くの国が中国に経済制裁を科したのですが、日本は1992年10月に天皇皇后両陛下(当時)が訪中され、いち早く中国を国際社会に復帰させたのです。
しかし中国はその年の2月に「領海及び接続水域法」を制定し、南シナ海のスプラトリー諸島やパラセル諸島に加え、尖閣諸島の領有を明記していました。ホントに日本はいつもこの国にしてやられていますよね。だからこそ、たまにはお返しくらいはして差し上げなければ…。
そこで6月4日午後の官房長官会見で質問したのですが、まさか「天安門事件の記念日に台湾にワクチンを送ったのは、中国への嫌味でしょうか」なんて言ったら、また頭のおかしなネット民が「安積は中国政府を庇っている!中国のスパイだ!」なんて騒ぎかねません。ホントにいい加減にしてほしいんですけど、そういうのにも配慮しなきゃいけないのが民主主義社会です。
そこでチンタラチンタラしゃべっていたら意味不明瞭になりかけて、「あら、私の言い方って“三浦瑠麗化”しているじゃないの!」と思ってしまったという次第ですが、それにしても加藤勝信長官には口では否定しても表情で「イエス!天安門!」というふうに示してほしかったですね。まあ、私ならやりますけどね。官房長官になる可能性は皆無ですけど。
しかし中国はその年の2月に「領海及び接続水域法」を制定し、南シナ海のスプラトリー諸島やパラセル諸島に加え、尖閣諸島の領有を明記していました。ホントに日本はいつもこの国にしてやられていますよね。だからこそ、たまにはお返しくらいはして差し上げなければ…。
そこで6月4日午後の官房長官会見で質問したのですが、まさか「天安門事件の記念日に台湾にワクチンを送ったのは、中国への嫌味でしょうか」なんて言ったら、また頭のおかしなネット民が「安積は中国政府を庇っている!中国のスパイだ!」なんて騒ぎかねません。ホントにいい加減にしてほしいんですけど、そういうのにも配慮しなきゃいけないのが民主主義社会です。
そこでチンタラチンタラしゃべっていたら意味不明瞭になりかけて、「あら、私の言い方って“三浦瑠麗化”しているじゃないの!」と思ってしまったという次第ですが、それにしても加藤勝信長官には口では否定しても表情で「イエス!天安門!」というふうに示してほしかったですね。まあ、私ならやりますけどね。官房長官になる可能性は皆無ですけど。