いまだにやった意味がわからないんです、12月24日に行われた安倍普三前首相の会見の。安倍前首相は翌25日、衆参の議院運営委員会で「桜を見る会前夜祭」問題について説明することになっていたのに、事前に何を記者相手に喋るんでしょうか。
しかも蓋を開けたら「参加は平河クラブ常駐社のみ」だなんて、他のメディアが怒るに決まってますやん!それで“悪口”を書くのに決まってますやん!
案の定、会見場となった衆議院第一議員会館地下1階の小さな小さな第3会議室前には、何人もの「参加できない」記者たちがたむろしていました。知り合いのフリーランス記者の畠山理仁さんは「『サンタクロースです!安倍前首相にプレゼントを持ってきました!』と言ったら、入れてもらえるだろうか?」と言っていましたが、はっきり無理です!
安倍前首相には神道系の宗教団体との付き合いの噂がありましたが、キリスト教とはおそらく無関係。そもそもサンタさんは煙突から入るものですが、第3会議室には煙突はありません。
そうしているうちに衛視さんたちがやってきて、首から青い通行証をぶら下げている記者さんたちを排除し始めました。青い通行証は議員事務所に行くためのもので、地下の会議室に行くためのものではないですからね。しかもこの会見では緑の通行証(会議室用)を出していない。ああ畠山さんたち、ピーンチ!
でも私は排除されなかったんですよ!だって私は首から青い通行証をぶら下げてはいませんでしたから!そもそも私はヴァン・クリーフ&アーペル以外は首から下げないと決めていますから!!だからいつも何もぶら下げていないんですけどね…。
そんな騒ぎの中に、いよいよ安倍前首相が数名のSPを引き連れて登場!慌ただしく第3会議室に入ろうとしたその時です。
「安倍さん、辞めないんですかっ!!!!議員辞職しないんですかっ!!!!」
まるで花道に出てきた歌舞伎役者に掛け声をかけるようなタイミングで、鼓膜にキンキン響く甲高い声を張り上げたのは、東京新聞の望月衣塑子記者でした。東京新聞は平河クラブ所属の記者がすでに会場に入っており、彼女が入ることは許されません。だからそのあたりをうろうろしていたんですね。それはそうと窓のない廊下で飛沫を飛ばす行為は、周囲に迷惑だから止めてよね。
そもそもああいう言葉を投げつけても、政治家には何の痛みもダメージもありません。一方的な“嫌がらせ”は、果たしてやる意味があるのでしょうか。
ということで、今年もあとわずかになりました。思いがけなく首相が交代し、コロナ禍で揺れた2020年ですが、来年は総裁選や衆議院選で政治に溜まった澱を吐き出して、議員会館の廊下で飛沫が飛び散ることのない良い年にしたいものです。
しかも蓋を開けたら「参加は平河クラブ常駐社のみ」だなんて、他のメディアが怒るに決まってますやん!それで“悪口”を書くのに決まってますやん!
案の定、会見場となった衆議院第一議員会館地下1階の小さな小さな第3会議室前には、何人もの「参加できない」記者たちがたむろしていました。知り合いのフリーランス記者の畠山理仁さんは「『サンタクロースです!安倍前首相にプレゼントを持ってきました!』と言ったら、入れてもらえるだろうか?」と言っていましたが、はっきり無理です!
安倍前首相には神道系の宗教団体との付き合いの噂がありましたが、キリスト教とはおそらく無関係。そもそもサンタさんは煙突から入るものですが、第3会議室には煙突はありません。
そうしているうちに衛視さんたちがやってきて、首から青い通行証をぶら下げている記者さんたちを排除し始めました。青い通行証は議員事務所に行くためのもので、地下の会議室に行くためのものではないですからね。しかもこの会見では緑の通行証(会議室用)を出していない。ああ畠山さんたち、ピーンチ!
でも私は排除されなかったんですよ!だって私は首から青い通行証をぶら下げてはいませんでしたから!そもそも私はヴァン・クリーフ&アーペル以外は首から下げないと決めていますから!!だからいつも何もぶら下げていないんですけどね…。
そんな騒ぎの中に、いよいよ安倍前首相が数名のSPを引き連れて登場!慌ただしく第3会議室に入ろうとしたその時です。
「安倍さん、辞めないんですかっ!!!!議員辞職しないんですかっ!!!!」
まるで花道に出てきた歌舞伎役者に掛け声をかけるようなタイミングで、鼓膜にキンキン響く甲高い声を張り上げたのは、東京新聞の望月衣塑子記者でした。東京新聞は平河クラブ所属の記者がすでに会場に入っており、彼女が入ることは許されません。だからそのあたりをうろうろしていたんですね。それはそうと窓のない廊下で飛沫を飛ばす行為は、周囲に迷惑だから止めてよね。
そもそもああいう言葉を投げつけても、政治家には何の痛みもダメージもありません。一方的な“嫌がらせ”は、果たしてやる意味があるのでしょうか。
ということで、今年もあとわずかになりました。思いがけなく首相が交代し、コロナ禍で揺れた2020年ですが、来年は総裁選や衆議院選で政治に溜まった澱を吐き出して、議員会館の廊下で飛沫が飛び散ることのない良い年にしたいものです。
兵庫県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。
1994年、国会議員政策担当秘書資格試験合格。参議院議員の政策担当秘書として勤務の後、執筆活動を開始。夕刊フジ、Yahoo!ニュースなど多くの媒体で精力的に記事を執筆している。