ライスフェルド・真実

1970年、福島県生まれ。東洋大学短期大学文学科英文学専攻卒業。ゲオルク・アウグスト・ゲッティンゲン大学M.A.修了。専攻は社会学、社会政策(比較福祉国家論)、日本学(江戸文学)。在独25年。東日本大震災を機に国家とは何か、等についての思索を続ける。

ライスフェルド・真実が書いた記事

ノルドストリーム海底パイプライン破壊工作の犯人は米国?!【ライスフェルド・真実】

ロシアからドイツへの天然ガス供給のための海底パイプライン「ノルドストリーム」1と2が破損されたが、スウェーデン政府は、これは爆発による破壊工作であることを確定している(詳細は「ノルドストリーム「破壊活動」の衝撃」https://web-willmagazine.com/energy-environment/ArDuV)。「嫌ロシア」感情が高まるなか、犯人はロシアだ、といった声が即座に挙がったが、果たしてその真相は――。

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ドイツ連邦共和国史上最大の対テロ作戦?【ライスフェルド・真実】

連邦検察は、2021年11月から暴力的なクーデターを計画したテロ組織を結成または支援した疑いで、グループを支持したとされる3人を含む合計25人の容疑者の強制捜査に踏み切った。連邦刑事警察局 (BKA) のホルガー・ミュンヒ長官によると、家宅捜索の翌日、容疑者は54人だが、捜査が進むにつれ増加の可能性もある、という見方を示しているが、この事件の裏にはあるのは――。

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ノルドストリーム「破壊活動」の衝撃【ライスフェルド・真実】

ノルドストリームが何者かの手によって破壊された。「明らかに意図的」で「事故によるものではない可能性がある」「ロシアによるものだ」――各国からさまざまな意見・見解が噴出している。だが、これによって明らかなのは、安価なエネルギーがドイツに流れなくなったこと。今年の冬、ドイツは越せることができるのか。正念場に立たされたドイツの現状を、ドイツ在住の筆者が緊急リポート。

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正念場に立つドイツ【ライスフェルド・真実】

ショルツ首相(社会民主党=SPD)が、連邦議会で、防衛費に関して対GDP比2%越えの13兆円の決断を発表、世界をあっと驚かせた。ロシアがウクライナに軍事攻撃を開始した3日後の2月27日のことだった。ドイツでは2度の敗戦の負い目から、軍拡は国際社会が許さないはずだ、という意識が強い。しかし冷戦終結後、覇権国家の力の均衡が崩れ、紛争が増加、ドイツの平和主義は変化を見せている。ドイツの現状とは――。

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ドイツで正当化される「慰安婦像」恒久設置=根本的解決は「河野談話」破棄しかない【ライスフェルド・真実】

日本では教科書内の「従軍慰安婦」表現が不適切とされたものの、まだまだ世界では「慰安婦問題」が数々の性暴力問題と一緒にされたままである。特にドイツではベルリンの公有地に慰安婦像が立ち「恒久的」に設置する方向で動いてすらいる。この動くの背後には様々な勢力がいるものの、それらの勢力に根拠を与えているのが「河野談話」だ。いまこそ「河野談話」を破棄・撤回すべきだ―

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